購買の仕事内容はきついとの口コミ・評判?

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購買の仕事は、新機種の材外費の算出が主な仕事でした。

新機種の材外費の算出。材外費の算出には、まずどこのメーカー/商社からどの部品を購入するのかの選定を行います。選定する基準は、Q(品質)/C(価格)/D(納期)が過去に問題が無かったかを見ます。そして、問題ない会社について、今回の部品について、得意/不得意の見極めを行い、問題無ければ見積もりを依頼します。見積り入手後、価格比較を行い、バランスの良い所から選定します

 

 

また、出てきた価格について更に安くするには、何が必要か協議を行い情報を入手します。このような流れから製品を構成する各部品製作の依頼先を選定し、現状材外費/改善材外費の算出を行います。また、製品が量産になった後では、定期的に各部品の価格低減を行います。低減には、数量、他社との比較、改善活動の推進を行い、価格低減を進めます

 

 

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デメリットは、個人スキルに頼る事しか出来ないこと!

仕事の範囲(QCDをすべて考慮する)が広いため、大体のやり方は有っても決まったやり方が無い為、個人スキルに頼る事が多いです。また、協力会社との連携も人間関係が影響する為 、人によっては、違った結果が出る事があり、何をもって正とするか見極めが難しい所です

 

 

相手の会社の担当、社長が昔の話をする場合が多く、新人、新担当者に任せる事が出来ない所も多々あり、自社だけでなく相手も考え方を変えてもらわないと仕事が進まない事があります。新人教育では、決まった方法がない事から育てるのに時間がかかります。その為、一人の社員に頼る事が多く、仕事の共有が出来ない状況です。

 

 

一番の不満は、ある程度進んだ内容が変更になる場合、初めからやり直しになること!クレームも上がることがある…

新製品の開発段階から参画する事から、まだ図面も決まっていない中から選定が必要とされる為、ある程度まで進んだ段階で図面が変更になる事があります。この場合、今まで行ってきた事を再度初めからやり直す事になり、モチベーションが落ちます。図面変更の理由に納得出来れば、改めて初めから作業を行えますが、理由がミスが原因となると、中々進まない事になります。このような事が起きる可能性がある為、急ぐ仕事でも少し間を取って進めていると時間が無くなり、関係部署からクレームが上がってくる事があります。よく間違える設計者もこのような時は、一緒になってクレームを上げてくるのでやりきれない思いが出てきます。

 

 

また、購買関係の情報は誰にでも開示できる情報では無いため、相手を選んで社内展開します。しかしながら、情報展開には、使う言葉に注意が必要で、受け取った相手が自分に有利に情報活用され、後で間違った解釈を訂正することに相当な労力を使う事があります。自社では、社内は密に連携して仕事を進める事が一番とされていますが、連携どころか、自分第一という考えが見え隠れしている事が多く、素直に連携する気にはなれないのが現状です。この現状が改善されたら2重/3重かかっている手間が改善されると思っています。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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