通信事業の技術職としての仕事内容はきついとの口コミ・評判?

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通信事業の技術職は、通信機器の設計や工事などがメインの仕事でした。

私がしていた仕事は、主に通信機器の設計・設置工事・試験・運用でした。まず、通信をするにあたりどのような機器を設置すればいいのか考えます。そして、その機器がどのような信号をどういう経路、どういうタイミングで流すか考えていきます。それを図面などに描いて説明や仕様などを加えて、製造機器メーカーに発注します。機器が出来上がったら、設置して実際に通信が可能かどうか試験をします。試験で問題なければ、運用しながら細かい設定を修正、変更していきます。

 

 

新規のサービスができるたびに、設計、設置工事、試験、運用を繰り返していくといった感じになっていました

 

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デメリットは、全てのことを自分達で一から考えなくてはならないこと!

デメリットは、基本的には新しい物を作成するために前例がなく、自分達で考えないといけません。そのため、運用するまで、うまく信号が伝わるのかどうなのか不安を抱えたまま、生活することになります。また、アクシデントが発生する度に自分の設計に不備があったのでは?と心配になります

 

 

また、設計するときには常に何かよいアイディアがないか考えるため、休日もゆっくりしていられません。発注も自分で行うため、発注に必要な契約書等も自分達で作成することになりますが、法律に詳しいわけではないのでトラブルになったときに「なぜこういう契約にしたんだ!」と責められることも多々ありました。

 

 

一番の不満は、自分の担当機器だけを見ていればいいだけではないこと!調整が必要で、特に、営業と喧嘩になることは日常茶飯事だった…

通信の技術職は、自分の担当装置だけを見ていればいいわけではなく、営業や苦情受付など他部門との調整も必要になってきます。特に、営業と技術は喧嘩しがちになり大変でした。上司にもよるかと思いますが、技術職の上司の多くは調整が苦手なので、自分がやらずに部下に投げるか、なんでも引き受けてくる、もめて仕事が滞ってしまうなど、単に技術だけを磨けばいいものではなく、調整能力も持っていないと仕事が進まないところが大変です

 

 

また、装置は24時間動くために、夜中の故障などで呼び起こされることもしばしばありました。そして、なかなか復旧しないと関係者はイライラしますし、上司にはまるで鬼のように怒られます。設置工事が済み、通信が無事に開通できても、いつトラブルが発生するかわからないため安心できず、営業のように達成感というものは体感する場面はあまりありません。意外と、同じようなことを淡々と繰り返していくだけのような感じになっていました。

 

 

また、会社の業績が下がれば、当然のように技術職の人間も営業に駆り出されたり、営業職と同じくらいの契約ノルマが課せられたりもしました。技術職は技術を持っているものが勝ちなので、わからないことがあっても教えてもらえず、大変だと思います。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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