ガラス加工会社の製造スタッフの仕事内容はきついとの口コミ・評判?

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ガラス加工会社の製造スタッフの仕事は、主に住宅やビルといった建材向け板ガラスの加工が内容でした。

ガラスといっても色々な商品がありますが、主に住宅やビルといった建材向け板ガラスの加工を行っていました。1枚の大きなガラス板から必要サイズを切り出し、車のフロントガラスやテーブル天板などに使われている強化ガラスや、断熱効果のある複層ガラス、ガラスを割ってもなかなか貫通しない合わせガラスなどの商品に加工を行っていました。

 

 

その中でも、製造ライン的には初期段階にあたる小口加工を行っていました。ガラスを切った小口は、刃物に匹敵するほど鋭くて、手を切りやすい状態になっています。また、木と異なり硬度な材料の為、形状の寸法精度を高める為に、工作機械を使ってガラスの小口を整える作業を行っていました。

 

 

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デメリットは、職場環境が悪いこと!

まず、職場環境は良くありません。不衛生というわけではないのですが、夏は暑く、冬は寒いということです。工場内には空調設備がついていません。私の居た作業場は、工場の中央付近にあり、水を使う場所でした。そのすぐ横、2・3m先には強化ガラスを製造する炉があり、夏場は常に蒸していました。冬は水も工作機械の中で凍ることが度々ありました。

 

 

次に、体力勝負な職種であったので、男尊女卑の考え方がとても根強く、ヒエラルキーも酷かったです。初めは、1日中掃除しかする事もなく、仕事を覚えさせてもらうことができませんでした。そのうち、工作機械のオペレーターにあてられたのですが、出産・育児のライフイベントを考えたり、有給取得を考えたりすると、ライン作業に支障が出る為、社畜にならざるえない環境でした。

 

 

一番の不満は、体温調節が崩れるほどの職場環境!怪我防止になっても、体調に対しての安全性はない!

今思うと、夏場をよく耐えられたな、と、丈夫な体に産んでくれた母に感謝します。工場建物内での作業だったのですが、炎天下でもないのに朝一の朝礼で首からお腹まで汗が伝う感覚を初めて味わった時は、今すぐ帰りたい、と思ったのを今でも覚えています。帰宅後、黒のTシャツやグレーの作業パンツが汗の塩分で白くなるのは毎日のことでした。その環境下の中でヘルメット着用、長袖必須、作業に応じて長靴とゴム手袋着用だったので、今思うと怪我防止作業に対する安全対策ではあっても、体調に対する安全性はないな、と思います

 

 

その頃は、コンビニやスーパー、自宅のエアコンも寒さが痛く感じられるほど、体温調整が崩れていたと思います。今でこそ、500mlのスポーツドリンクや塩飴が配布されるなど、行われていますが、私が居た当時は多くて350ml缶、スポーツドリンクではなく甘味料たっぷりのジュースや缶コーヒーしか配布されておりませんでした。作業者の気分を上げるだけで、体調に関する配慮は一切ありませんでした

 

 

ガテン系職なので、女性が出たところで自力では男性よりも作業効率が劣ることは自覚していました。だからこそ、自分だから気づける配慮で作業効率を上げて、実績を出していたにも関わらず、リフトやクレーンといった体力面をカバーできる資格講習の受講を受けさせてもらうことができず、とても悔しい思いもしました。

PS

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