賃貸マンションでの管理業務は、コンシェルジュの管理業務が仕事でした。
高級賃貸マンションにいるコンシェルジュの管理業務。肩書はＳＶでした。1人あたり物件を５～６件もち、そこに配置しているスタッフの教育、シフト管理、給与計算等全般を行います。また、新規物件立ち上げの時は建設会社との打ち合わせ、それに伴う提案・企画書を作成したり、稼働するにあたり、現地調査、物品発注、現場作成、マニュアル作成などをおこなっていました。
ＳＶは通常現場ＳＶと本社ＳＶに分かれており、私は本社ＳＶだったため、現場管理+本社の企画運営にもかかわっていて、本社の会議資料作成、打ち合わせ、現場の統括資料作成と業務が多岐にわたりました。
デメリットは、休みがないこと！
１番は休みがない。神奈川から都内に通っていたこと、また現場は朝から稼働しているので私自身もほぼ始発で出勤、帰りは終電でした。連日あちこちの会議に参加せねばならず、また議事録係だったため、議事録作成に追われつつ、現場でトラブルがあれば現場にかけつけなくてはいけませんでした。
本社ＳＶという立場上、人を管理する立場だから身だしなみにも気をつかないといけず、月１度か２度ある休みは洋服の調達、美容院、ネイルサロンと自分の時間のようで、そうではなく終了していました。また、携帯は２４時間３６５日、対応せねばならず、常に肌身離さずもっていたため、休まることがありませんでした。
一番の不満は、パワハラ！身だしなみを全てナチュラルにしなくてはいけなかった…
とにかく休みがないことが、一番の不満でした！休みが１日やっととれたと思っても、その時に限って、物件スタッフが急遽休みになってしまうと、自分が穴をうめなきゃいけないし、トラブルやわからないことがあれば、すぐに携帯がなるので常に対応モードに入っていなくてはいけず、疲れちゃいました。本当なら美容院もネイルサロンも自分のリラックスのためにいくはずが、仕事で必要に駆られて行かなければならず、また髪色やネイルはもちろんＴＰＯにあわせて、華美ではなくナチュラルな感じにしなければいけません。黒髪が１ｍｍでものびようものなら呼び出しくらって大目玉です。ほんとパワハラじゃないかと今なら思います。
朝は始発、夜は終電、なんなら深夜残業のタクシー帰りが当たり前の会社で、生産性が非常に悪かったです。現場は都内の物件を５件ほど、もっていましたが、距離感が微妙で通うのも大変だし、自分の現場スタッフの教育は自分でせねばらならず、中にはＰＣすら使ったことのないような人もいて、そこに割く時間がもったいない感じでした。
仕事自体は色々なことを経験させていただいたので、経験値としてはよかったし、給料もその当時の周りの友人からしたら高いほうだったと思いますが、美容院、服、ネイル、現場スタッフのてみやげ（自腹）に使わければならず、あまり貯金もできなかったし、そこで働いてる期間は多忙すぎて彼氏もできなかったです。人生これでは終わってると思い、最終的に同期で一斉にやめました。
