OA機器の開発の仕事は精神的に辛かった

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OA機器の開発は、材料評価に関わる実験や試験をし、結果などの報告書を作成していくことが仕事内容です!

ある業務用のOA機器の開発ですが、材料評価に係る試験や実験及びそれらの準備と片付け・評価方法の考察・試験結果後の観察・報告書の作成などをしていました。開発機器の色々な部材の評価をするため、それぞれの部材専用の測定器や試験機を使用します。

 

 

また、試験前と試験後の比較のため、電子顕微鏡やマイクロスコープ・FT-IRなど、非常に高額な観察機器も使用しました。機器だけでなく、パソコンにそれぞれの試験や実験のための専用ソフトを他部署で作成し、それをインストールしてデータを取得、そのデータをまとめてExcelで視覚化する作業もありました

 

 

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デメリットは、使用する機材が高額でデリケートであること!緊張の毎日でした!

実験や試験を実際に行う場合、見たことも無いような様々な試験機や測定器を使用します。また、非常に高額で珍しい装置や、ナノレベルで観察できる機器も使用する場合もあります。そして、それらの機器を使用する部屋そのものも特別な部屋です。とてもデリケートな機械と部屋ですし、ちょっとしたミスで試作段階の高額な部材をダメにしてしまうことも多々あります

 

 

部材だけならまだ良い方で、稼働させる機械を壊さないように・・・と、不安に思いながら作業をすること自体が非常に怖く、毎日が緊張でした。無事に作業を終えても、良い結果が出なかった時は気落ちすることもしばしばでした。

 

 

一番の不満は、専用の手袋などがあったが、しっかり防げるのかなどの明確な通達がなかったこと!不安で仕方がなかった…

詳しくは申し上げられませんが、開発の部署でしたので非常に気密性が高く、職場に入るだけでも様々なチェックがあり大変でした。ある物をうっかり、車や自宅などに忘れてしまうと、その日はまともに仕事ができませんでした。また、作業については、耐久性データを取得するために、機器にとって非常に劣悪な環境下において試験をする場合も多くあります。その環境下で機器を操作するのは、結局のところ社員ですので、社員にとっても体への負荷がとても大きく、かなり体力を消耗する上、場合によっては健康状態も不安になってくることもあります。

 

 

また、実験・試験を開始するためには準備が必要です。準備のためには特別な化学薬品を使用したり、試験の対象となる部材そのものが人体に悪影響を及ぼす可能性があるものもありました。それらの化学薬品や部材を取り扱う場合には、もちろん専用の手袋とマスク、ドラフトを使用する訳なのですが、実際にどれほど人体に影響があるものなのか、手袋やマスクなどでどれだけ防げるものなのか、明確な通達などは全くありませんでしたので、その点においても不安はありました。お給料も特別良いわけでもなかったので、割に合わないなぁ・・・と、思うところもありました。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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