百貨店での美容部員は、化粧品販売が主な仕事内容です。
大まかに、化粧品販売のお仕事です。 百貨店や、ドラッグストアに店舗を構えており、いらっしゃるお客様にメイクアップや、スキンケアのアドバイスして差し上げてお客様の綺麗になりたいと言う気持ちの手助けをして差し上げる事が表立って見える業務です。
化粧品販売のみならず、店頭にある在庫の管理なども私たちが行いますので、商品オーダーやテスターの管理まで、店頭にある全ての商品を管理しています。 また、メイクのイベントなどがあれば出張でメイクイベントに参加したりもします。 店頭ではチームワークがかなり大切なので、後輩育成や、上司の補佐なども行います。
デメリットは、女性職場特有の上下関係が大変なこと!
女性の職場特有の上下関係が厳しく思いました。 今でこそ少し慣れましたが、新人の頃は大変苦労しました。 先輩にドアを開けさせない、宴会の席での上座下座、言葉遣いなど…。 最初は細かいなと思いましたし、上司が彼氏と喧嘩して機嫌悪い時や、生理中にイライラしている時、ご機嫌取りをするのも面倒でした。 真っ当な事で怒られて居るのならばまだしも、私情過ぎる事でイライラされたり、当たられたりするのが我慢ならなかったです。
女性の職場なので、上司1人で悪くも良くも転びやすいなと感じました。先輩に気を使い過ぎて、仕事が円滑に出来ない事が多くあったので、無駄な仕事が多かったと思いました。
一番の不満は、チーフに嫌われていれば、評価もされず、出世もないこと!
チーフに評価を付けられて、昇格や昇級が出来る仕組みなのですが、チーフの個人的な感情を評価に入れられるのが1番苦痛でした。 明らかに売り上げや業務が出来て、仕事が出来る人もチーフに嫌われていれば、評価され無いですし、逆に売り上げも、業務もイマイチ秀でてるものが無い子が、先に出世したりなど、感情に左右されるのが疲れました。
本当に自分が成し遂げたい事と、違う気がしてなりませんでした。 チーフのご機嫌を取るために美容業界に入ったのでは無いですし、お客様を綺麗にして差し上げて、お客様が喜んでくれるという接客の中で、自分にお客様が付いてくるというのが、理想の販売員でした。ですが、その自分の理想の販売員像も否定されました。 売り上げも確かに大切ではありますが、売り上げばかりを考えて接客していても楽しさを感じませんし、やりがいを感じられませんでした。
チーフはご結婚されて居なく、私が結婚すると決まって報告する時にもかなり止められました。 何故私の人生に、私の旦那に口出しするのかも意味不明でした。若いうちに結婚しても失敗するだけだと口うるさく言われましたが、私は40代になって、相手が居ないよりはマシだと思いましたし、それをハッキリ言う事が出来ない自分にも悔しく思いました。