環境コンサルタントの仕事内容はきついとの口コミ・評判?

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環境コンサルトは、国や県が行う事業に対し、環境影響があるかないかの評価をすることが仕事内容でした。

環境コンサルタントとして、国や県が行う大規模事業(ダムの建設や廃棄物処理場の整備等)に伴う環境影響を評価する仕事がメインでした。その他にも、企業のCSR活動の一環として行う生物多様性への取り組みを支援する仕事を行ってきました。具体的には、工場にビオトープを持っている企業さんの元へ行き、どのような植物相でそのビオトープが構成されているのかやそこにどのような生き物(ほ乳類、両生類、鳥類、昆虫類など)が生息しているのかを自ら調査して、明らかにするような業務です。

 

 

その他にも、環境影響評価業務の一環として、小学生を対象に環境教育の講師を行うといった仕事もありました

 

 

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デメリットは、報告書を集める年度末が、残業が多く、ストレスがかかること!

国や県がメインのお客様であり、成果物となる報告書を収める時期が年度末(1~3月)に集中するため、その時期には非常にストレス(先輩のご機嫌伺いや長時間労働)がかかります。具体的な残業時間としては、私の場合、最大月165時間で年間の月平均が60~70時間ほどでした

 

 

また、報告書作成に必要な生物の生息状況データを集めるために、自ら外に出て生物調査をすることがあり、2週間電波が繋がらないような山奥で取りの調査をしたこともありました。都会で快適に暮らしながら生活していきたいと考えている人にとっては、過酷な状況であると感じました。

 

 

一番の不満は、高い専門知識がかなり求められること!知らないと、先輩から馬鹿にされることも…

環境コンサルタントとして、お客様の「環境」という課題を解決するためには、高い専門知識や経験が求められるため、入社してすぐに、どの分野でプロフェッショナルになっていくのかという事を決める必要があります。例えば、生活環境という分野では、騒音や震動、水質、土壌、大気などの中から自分の得意分野を決める必要があり、自然環境という分野では、植物、ほ乳類、両生類、鳥類、昆虫類などの中から選択する必要があるため、広い視点で環境に携わっていきたいと考えていた私にとっては、分野特化型にならなければいけないという業界上のルールは非常に苦しく感じました

 

 

私が所属していた環境グループというチームは、各分野の専門家を中途入社で入れたメンバーで構成されているので、私が専門知識を持っていないということが露呈すると、あからさまに私を馬鹿にするような言葉を言ってくる先輩社員もいました。また、チームメンバーがそれぞれ違う環境で社会人経験を積んでから、国際航業の環境グループという組織に属しているため、ある先輩の言うとおりに業務を行っていたら、他の先輩からそのやり方は間違っていると指摘されたことがあり、「一体何が正解なんだ」と混乱することも多々ありました。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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