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半導体の組成分析は、元素分析装置で解析し、パワーポイントで結果報告を作成することが主な仕事内容です!
半導体材料の組成を元素分析装置で解析し、結果報告をパワーポイントで作成し提出する仕事です。基本、依頼者から分析依頼が届き、依頼内容、取り扱い材料によって分析装置を選び、解析をしていきます。超高真空元素分析装置を使っての解析になるため、まずは装置の取り扱い方法から学んでいく必要があり、なおかつ取り扱うサンプルは極微小な為、繊細な技術や技法が求められます。
一方で仕事スピードにおいては、より正確なデータが要求される為、納期を急ぐ必要はなく、ゆったりとした作業が主になります。逆に装置解析中は、人間が行う事は限られており、時間を持てあます傾向もありました。
デメリットは、興味が無い人にとっては、苦痛な仕事であること!
専門的な知識がない、興味がない人にとっては、全く苦痛でしかない業務内容です。結局、何をなんの為に、何に役立つ為の仕事かが見出しにくいのです。
装置解析中の待ち時間も、専門性のない人が上司なら、雑務などの指示があるかもしれませんが、専門的な人は、その結果を踏まえて考える事が山ほどあると思うのか、待ち時間も自分での考察時間として、装置の前にいる事を指示されます。そのため、正直、眠気との闘いが業務の半分となってきます。男性なら専門的知識も増え、勉強にもなりやりがいがあるのかもしれませんが、大多数の女性(実際職場には数名)にとっては、はっきり言ってつまらない仕事と思えたと思います。
一番の不満は、女性のための職場ではなかったこと!制服ダサい!休憩室も居心地悪い!
女性に求めるスキル(手先の器用さ、忍耐強さ、精密性)を重視されて、採用になったと思うのですが、女性がテンションの上がる職場環境ではありませんでした。例えば、制服が恐ろしくダサい!デザイン、色、どれをとっても、恥ずかしくて彼氏には見せれないほどのダサさでした。大きな会社だったので、大きな食堂で昼食をとる形でしたが、他の部署(総務、受付など)とは制服が違い、自分たちだけ恐ろしくダサい制服なので、恥ずかしさから小さくなって、食事をとった記憶があります。
休憩室も男性が大半を占める部署だったせいか、お世辞にもきれいとは言い難いスペースで、自動販売機のジュースのチョイスもオロナミンC系がずらりと並ぶ物でした。当然ながら、休憩時間も楽しみではなく、テンションも上がららないまま、また男性主体の職場に戻るという感じでした。いくら理系の女性であっても、綺麗、オシャレ、可愛いが一つもない職場に長居する女性は少ないと思います。
職種内容は少なからず、理系だったこともあり、特に不満はありませんでしたが、職場環境に大いに不満がある職場でした。理系男子は、女性との距離感に奥手なのか、ダサい制服の私たちに興味がなかったのか、セクハラ的な話は聞いた事がなかった点は良かったと思います。