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倉庫管理は、倉庫搬入のスケジュールを決め、管理しておくことが主な仕事内容です。
海外工場から運ばれてくる製品を通関業者と打ち合わせをして、倉庫搬入のスケジュールを決めていました。搬入後は在庫として管理し、財務調査などにも対応しておりました。通関においては、業者に任せてはいたのですが、問題が発生した場合には、税関まで事情の説明をしに行くなどの事もありました。
また、海外向けに製品や部品を輸出する際の輸出に関する書類作成及び、運賃交渉を含む運送会社との打ち合わせをしておりました。輸出の際にも在庫の変動があるので、全てコンピュータ管理しておりました。海外支店との在庫調整のやり取りや、部品関係の修理依頼の仕事もしておりました。
デメリットは、予定が立てにくく、運送業者とトラブルが起こりやすいこと!
物を運ぶ際には、製品が完成していることが前提であり、輸送は天候などに左右されやすい為、予定が立てにくく、運送業者とのトラブルが起きやすい仕事でした。営業などのセクションは納期が分からないと営業活動が出来ないために、毎日のように予定を確認に来るのですが、ストライキの影響などを何回説明しても、事情を分かってもらえない部門でした。
税関などは抜き打ちでの検査をしたりするため、必要に応じて製品説明や詳しい専門的なスペックを要求してくることがあるのですが、他のセクションには事情が分かってもらえず協力を求めにくいセクションでした。
一番の不満は、協力体制がないこと!倉庫業務をすごく下っ端扱いされ、外国人対応も無理矢理させられた!
何か問題が起こらない限り、倉庫業務などいらない仕事だとか言われることが多かったのには腹が立ちました。在庫を超えて売ろうとしたら、どうなるのか分かってるのかといつも思いました。倉庫は関係者以外立ち入り禁止なのに、平気で入ってくる社員が多いのにも腹が立ちました。海外とのやり取りが多かったせいで、英語が話せて当たり前のように言われ、自分が話せないからお前の仕事だと、外国人が来ると押し付けられたりすることが多かったのですが、書類と実際に話すのとでは全然違う事すらわからないのかと思っていました。
よく違うセクションへの電話を回されたのですが、どうせ暇なんだから答えろみたいな感じだったんです。電話には丁寧に応対はしましたが、腹の中ではこの野郎といつも思っていました。一度、反対に営業的な質問だと英語の電話を回したら、後で怒鳴り込んできて喧嘩になった事もありました。メーカーだったために技術部門と営業部門が強く、それ例外のセクションは軽く見られがちででした。技術部門は作ってやってると、営業部門は売ってやってるという接し方が多くて面白くなかったです。会社全体が同じ組織なのに、何故協力できないのかといつも不満に思っていました。