派遣SEとしての保守業務は、差別もありやりがいもなかった

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派遣SEは、取引先の情報システム部に常駐し、社内システムの操作方法などの一括窓口となることが仕事内容です。

開発や構築、運用といったIT系技術者を要している人材派遣を主とした企業です。所属しているメンバーの大多数は、取引先内の情報システム部に常駐して、社内SEやヘルブデスクとして従事したり、データセンター内で24時間シフト制でサーバー類の保守業務を行ったりしていました。

 

 

私は前者の勤務形態で、一部上場している企業様の社内ヘルプデスクに携わり、パソコンやOA機器の質問や故障連絡、社内システムの操作方法、ネットワーク不具合についての一括窓口として対応していました。母数が大きい企業様だったので、ひっきりなしに電話やメールがやってきてた感じです

 

 

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デメリットは、自分の会社の出来事がすっかり疎くなること!

ITの技術者派遣ではよくある話なのですが、客先常駐する際に自社名ではなく、別会社(IT関係)の人間である事を名乗って入場することがあります。自社はその別会社と契約して、技術者をアサインし、別会社は商社等の企業と契約して常駐を取るという「二次請け」と呼ばれる形態です。自社に戻っての仕事は無いので、直行直帰できるスタイルは評価できるのですが、逆に言えば自社内での出来事にすっかり疎くなります。

 

 

また常駐先ではチーム制の勤務であっても、一次請けの会社からは「二次請けさん」として扱いされることもやりづらく居心地の悪いものでした

 

 

一番の不満は、常駐先でパワハラのような格差をつけられていたこと!やりたい仕事も出来ない!

自社内の情報が常駐先に一切流れて来なかったため、自分をこの現場にアサインした担当営業が退社した事も、その後任が新しく採用した営業である事も全て事後報告でした。担当営業は不定期に派遣した常駐先に出向き、エンジニアの様子見や自社内の要書類案件(年末調整等)を手渡す役も担っていたのですが、最近来ないなぁと思ったらまさかの退職でビックリ。後任営業も着任後から3ヶ月後くらいに「初めまして」と常駐先にやってきて、こっちは孤軍奮闘頑張ってるんだぞ!と言いたくなる気持ちをぐっと堪えつつでした。粗末に扱われてるなぁと思った次第です

 

 

また、常駐先も常駐先で、パワハラとまでは言わないかもですが、格差を付けられていました。常駐先の人達は、情報システム部に席を構えている私たちを”派遣さん”と呼び、”派遣さん”は一律で社員食堂が利用出来ませんでした。社食ではボリュームのある定食がワンコイン以下で提供されてましたが、そんなものにはありつけないので、我々は自席でコンビニおにぎりをかじる生活(苦笑)。

 

 

更にその情報システム部内でも、一次請けなのか二次請けなのかで、平気で見下したり差別されたりする事も多かったです。この仕事をやらせて欲しいと挙手しても「これは二次請けの貴方には渡せないです」と言われた時にはムカっと来ました

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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