パティシエの仕事内容はきついとの口コミ・評判？

パティシエは、ウェディングの会場で、ウェディングケーキを作ることや運ぶことが仕事でした。

私が勤めていたのは、ウェディングの会場でした。 平日は、土日の婚礼へ向けての仕込み(ウェディングケーキやお料理のデザート)を徐々に行いました。ウェディングケーキは、お客様１組１組違ったケーキの注文が入るので、スタッフで分担をし、担当ごとに準備(必要なマジパン人形やクッキーなどのパーツの制作)をしていました。

土日は1日に多くて、14件ほどの婚礼がありました。 担当したのは２バンケットあり、１日最大６件できるところでした。 朝からケーキを運んだり(少し遠かったので車で運びました)、２件目以降は前の披露宴が終わってから運び入れたり、デザートビュッフェのお客様には提供しに会場へ出たり。１日中、あちこちに動き回っていました。

デメリットは、土日の休みがないこと！

土日の休みがなかなか取れないので、友達と会って遊んだり出かけたりというのができなかったです。ひとり暮らしでしたが、実家にもあまり帰れませんでした。 平日に作成したパーツなどをお客様担当のブライダル部に確認を取るのですが、その方の出勤と自分の出勤があわないと、なかなかチェックしてもらえなかったです。件数が多い週だと残業が多かったです。

パティシエは華やかな仕事に見えますが、30㎏の粉類を運んだり3段のウェディングケーキを運ぶといった重たいものが多いので、腰に負担がかかり、結構重労働です。 土日の仕事の最中は、休憩がほとんど取れなかったので、1日ぶっ通しで動きっぱなしでした。

一番の不満は、上司や一部の先輩が全然仕事をしないこと！間違っていたことも、全て私の責任だけにされた！

当時の上司が割と理不尽だったので、最初の頃は大変でした。 新人の頃、1つのことができないと長時間怒られ、最後にはもうどこかへ消えろと切り捨てられました。 先輩は優しい方が多かったので、フォローしてくれたり、私が悪いわけじゃないと言ってくれたりしました。 上司は、1日ほとんど座ってデスクワークをしていたのですが、ほぼ仕事に関係ない事をしていた印象です。 びっくりするくらい先のシフトを作っていたり、ネットサーフィンしていたり。今考えれば、そんな上司は、正直仕込みもほとんどできず、教えられたとおりに作業しても効率が悪かったり失敗したり、綺麗に作業が進んだことがあまりないと思います。

当時は、何もかもわからず目の前にあることをこなすのに必死でしたが、本当に今では時間が無駄だったんじゃないかとまで思います。 ごく一部の先輩も、一度引き継いだらほったらかしで、私が過剰発注してしまったことがありましたが、全く確認もしてくれず、そのまま上司からも私の全責任と言われてしまったことがすごくショックでした。 たしかに私が悪いのですが、一緒に確認や最後にチェックしてくれるなどしてくれたら良かったのになとは思っています。 なので後輩には、できるだけ丁寧に、本当に一人でできるようになるまで、一緒にやってきたつもりです。上の態度が変わらないと、下もうまく育たないなと勉強になった職場でした。ある意味いい経験でした。