製造業の営業は、価格競争による顧客と上司の板挟みで大変だった?

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製造業の営業は、自動車メーカーの工場に営業しに行き、自社製品がしっかりと使われているか確認していくことが主な仕事内容でした。

顧客である自動車メーカーの工場に営業し、自社製品(グリース、機械油)等が問題無く使われているか、ひどい油臭さなどが発生していないか工場内を点検し、また作業車の方にもお話を聞き確認します。併せて顧客に新たなニーズはないか色々と聞き出したり、競合他社の製品情報(価格や製品の評判)を聞き出したり、ということをしています

 

 

工場内の倉庫に行き、自社製品の在庫がきちんとあるか管理もします。もし在庫が少ないようであれば、自社の工場に連絡し、その製品の在庫が自社の倉庫にあるか確認し、顧客の発注担当のところに行き、注文を出してもらうようにします。

 

 

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デメリットは、価格競争が半端ないこと!一円でも安ければ、他社へ行ってしまう現実…

グリース、機械油は競合他社の製品との差別化がほとんどありません。だから、一生懸命営業活動を行っても、値段が全てです。一円でも安ければ顧客は他社製品を選んでしまいます。そのため、価格競争が半端ないです。

 

 

また、自分が顧客の工場にいないときにトラブルが発生した場合、たまたま他社製品があれば、簡単に他社製品が使われるようになってしまいます。だから休む間もなく、自社製品の状況をモニターしておく必要があります。ただ、会社の上司は、自社製品が他社製品にとって代わったりすると「お前の営業力がなっていないからだ」と強く叱責してきます。

 

 

一番の不満は、上司のパワハラ!古代的な説教ばかりで、現代に何も合っていない!現実を見て欲しい!

自社の製品が奪われた場合、顧客は「お前の営業力のせいじゃない。お前の会社の製品が悪いんだ。理解してくれ」と言ってくれたりします。あと正直、購入するのは顧客の自由なので、あまり強引にはできない部分があります。

 

 

一方、上司は本当にパワハラです。「他社製品のほうが10円安かったので、値引きしても良いですか。このままでは自社のシェアが取られます」と意見しても「お前の営業力でどうにかしろ。どうしても値引きしたいのなら、お前が自腹を切れ」の一点張りで、具体的な指示・戦略が一切なくやっていられません。あと、私は体質的にアルコールが飲めないのですが、上司からは「お前の営業力の無さは、酒を飲まないことに起因している。酒は飲めば強くなる」等古代的な説教をしてきて、無理矢理アルコールを飲ませようとします。完全にアルハラなのですが、会社が古い体質なので問題になりません

 

 

あと、今どき、接待漬けで顧客が製品を購入してくれるほど、甘い社会ではありません。顧客も上層部から「コストを下げろ」と厳しく言明されているので、昔ながらの営業ではなく、ちゃんと目に見える成果を顧客に提示しなければ、シェアの確保・拡大は難しいのです。しかし、昔の成功体験により物事が進んでしまっています。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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