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リフォーム会社の営業は、一戸建ての家をターゲットとし、電話でアポイントを取り、訪問営業をすることが仕事です!
住宅、特に一戸建ての家をターゲットとして事前に電話などでアポイントを取っておいた家を訪問します。 そして訪問して水回りのリフォームや屋根、壁などの工事を進めていくような営業になります。 水回りというのは、お風呂場だったりキッチンだったりトイレだったりします。
比較的に築年数の古い木造の住宅の方が、当然家主さんも色々不満を抱えていますから、契約が取りやすかったように思います。 アポイント以外でも飛び込みの営業もやっていたので、かなり人と接することに関しては得意になるくらいでした。 その会社のやり方としては、基本的に訪問した日に契約を取るというのが、その会社の方針でした。 おそらくそれは、人間というのは1日置いてしまうと、意見が変わったり家族と相談したりすると気が変わってしまうからでしょうね。
デメリットは、自分が営業に回っていなくても、上司が営業しているのであれば、訪問先の近く、もしくは、会社で待っていなければならないこと!
ほとんど毎日といってもいいくらいなのですが、朝早くからミーティングをやり、その後各自営業に回るわけですね。 そして夕方あたりから責任者が契約の取れそうなところのお家に訪問して、話をするわけですが、平社員の私もその間会社に戻ることは基本できません。 待っていなければならず、それは結構苦痛でした。 たまに会社に戻ってもいいよと言われることがありましたが、当然自宅に帰ることはできず、会社に戻って、今日の反省会や何が悪かったのか明日からどうしたらいいのか、夜遅くまでやらされました。
毎日そのような感じでしたので、私も脳と体が麻痺してしまって、これが当たり前みたいな生活を長い間続けていたように思います。
一番の不満は、奴隷のように働かされたこと!身体も脳も疲労困憊だ!
まず、その当時はまだ世の中をよくわかっていなかったので、こんなものなのかなと思っていました。 しかし、今考えれば、冗談ではありませんよね。 いつもいつも終電近くまで、会社に留置きされて、かと言ってその残業手当が付くというわけではありません。 会社に戻っても、反省会のようなことや明日からの自分の考えなどをまとめるように言われて、延々と やらされていたのを覚えています。 今思うとそんなことをやっている暇があったら、1分でも早く家に帰って家族とのコミュニケーションをとり、ゆっくり頭を休めた方がよっぽど効率が良いのではないかと思います。
何か中世の奴隷のような制度ですよね。 チカラで無理やり押さえつけて、会社の方針に従えないやつは辞めて結構、 契約を取ってきたやつだけ生き残ればいい、みたいな雰囲気がものすごくありました。 確かに営業という仕事なので、残業手当をつけたら、大変な額になってしまうのかもしれませんが、毎日毎日終電で帰るような生活をしていたら、体も脳も両方疲れてしまいい、いい仕事はできないと思います。 当然のことながら、今はその会社を退社していますが、今でも夢に出てくるくらい辛い日々でした。 確か、人の出入りもものすごく激しかったと思います。