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ウェディング(ブライダル)プランナーは、これから式を挙げたいカップルへの式場見学やプランなどの説明、相談などが主な仕事内容でした。
結婚式場でこれから式を挙げたいと思っているカップルへの式場見学案内や、各種プランやオプションの説明、結婚式の見積もり作成や、日取りの相談などの新規お客様対応から、契約後の各種オプションや進行の相談、披露宴の余興の相談をしていました。
また、結婚式当日のアテンドや全体の進行・指示、ゲストへの対応もしており、初期のご案内から当日施行、お見送りまで一貫して担当しておりました。また、社内では事務員さんはおりませんでしたので、ウェディングプランナー業務に関わる全ての事務業務も自分でこなし、発注や確認作業、引出物の名前の確認や個数の確認、持ち込み物の確認や各種方面への連絡対応などもしておりました。
デメリットは、仕事量が膨大であること!
全ての業務をプランナーが各自でこなしていたため、とにかく仕事量が膨大でした。唯一、労務に関しては専門知識が必要なため、労務担当の事務員が社内で一人おりましたが、その他の事務関係の仕事もしながら、年間500組近い新郎新婦の対応もしていたため、かなりの心身への負担はあったと思います。基本的には、自分が契約を取ったお客様は最後まで自分が担当しますので、当日複数件自分のお客様がかぶることもあり、タイムスケジュールを上手く管理して、全部のお客様の重要なタイミングには顔を出して、対応して進行も進めていかないといけない事はとても大変でした。
専門知識もないまま、披露宴の進行まで担当しないといけないパターンもありましたので、新卒で入社してからの半年間はかなりの研修量と勤務時間外でのロープレやテスト、休みの日も勉強に追われ、心身共にかなりの負担がありました。その結果、半数は一年目で退社してしまいました。
一番の不満は、ずっと仕事のことを考え、追われる日々…精神的にもかなり不安定になった時もあった…
仕事内容自体は好きな仕事だったので、お客様対応をしている時は楽しかったのですが、仕事量が膨大過ぎて、お昼ご飯を食べる時間も10分とかだったので、最初の半年で体調を崩してしまいました。ずっと仕事の事を考えている状態&とても緊張感がある仕事内容だったので、家に帰ってもずっと頭が冴えてしまっており、眠れなくなりました。仕事量が多いので、通常の出勤時間より早く出社して、業務をこなしてからタイムカードを押し、定時になったらタイムカードを押して、その後また業務やロープレなどをして終電間近の電車で帰る、という日もありましたので、なんでこんなに働き詰めなんだろう…なんでこんなに仕事が多いんだろう…体がもたなくなりそうだ…いくら好きな仕事でも使命感を持ってやっていけなくなりそうだ…ととても精神的にも不安定になってしまった時もありました。
事務を専門でしてくれるスタッフを雇ってくれたら、少しでも業務が分散されるのに…、新規対応のお客様を振り分けるのをもう少し考えてくれたらいいのに…という思いもありました。会社は契約率主義でしたので、契約率が上がれば、どんどん新規のお客様対応に入っていき、おのずと担当数が増えていくのですが、契約率が良くないスタッフと同じ待遇で働かないといけないことにも不満はありました。