老人ホームの介護士の仕事に行きたくないこともあった?

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老人ホームの介護士は、入居されている高齢者の食事・入浴・排泄など生活全般の介護が主な仕事内容でした

入居されている高齢者の食事・入浴・排泄など生活全般の介護業務です。寝たきりの方を除き、基本的に出来ないところを補助するという考え方で行います。食事は咀嚼の程度によって形態の違う物が提供され、個々のペースに合わせてご本人と意思疎通ができれば、一口ずつ次は何を食べるか確認して口まで運ぶお手伝いをします。食事の汁物や1日2回の水分は、個々の嚥下状態に合わせて必要に応じ介護員がとろみをつけ、飲んでもらうに声かけします。

 

 

入浴は、ストレッチャー浴、いす浴、一般入浴があります。ストレッチャー浴は、座位を保てない方が寝たまま入れる機械浴とも呼ばれる入浴です。基本的にすべて介助が必要な場合が多いですが、手が片方でも動かせる場合は、機能訓練の一環で届く範囲でご自身で洗ってもらうよう声がけします。いす浴は、ストレッチャー浴のいすバージョンと思ってください。一般入浴は、歩行が可能な方、歩行器や杖を使用されていて手をひけば歩行が可能な方の入浴です。温泉のような感じで、いくつかお風呂があり、温度の好みに合わせて入浴ができます。背中・臀部・洗髪はお手伝いしますが、他はご自身で洗ってもらうよう声がけします。

 

 

排泄は、オムツ・パッド・紙パンツ・普通の下着と個々に合わせた物を使用します。定時でオムツ交換やトイレ誘導をしますが、ご本人からトイレに行きたい訴えあれば、その都度誘導します。夜間はオムツやベッド脇にポータブルトイレを置く場合が多いです。他にも移動介助や行事の手伝い、介護記録作成などの仕事があります

 

 

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デメリットは、土日に希望の休みが取りづらい!

シフト制の交代勤務です。フルタイムで働く場合、土日祝休み希望は難しいです。また、希望の休みがあれば、早く言わないと取れないので、自分の予定をしっかり把握しておく必要があります。子どもが熱を出して急に行けなくなった場合など、人員を確保するのが難しいので、小さいお子さんがいる方には向いていません。

 

 

施設によっても違いますが、私の所の勤務状況を書きます。週に1回夜勤があり、夜勤明け+翌日休日になるパターンがきまっており、プライベートはなかなか優先できません。タイムカードで管理されていますが、少し残業になることが多々あります。残業手当はつきませんでした。

 

 

一番の不満は、暴力をふるう利用者がいたこと!おじいちゃんおばあちゃんが好きで仕事に就いたのに、辞めたくなった…

同僚は、20代独身男女、40~60歳で子育てが落ち着いた方が多かったです。女性が多い職場なので、女性と話ができない男性は輪から外れていきます。食事も介護室でとっていましたが、居づらくて自宅に帰ってとっている男性職員が印象的でした。最初の1ヶ月はベテランの方がついて、指導してくれました。職員の人数が多いので、覚えるだけでも大変なのに、入居者の顔と名前、障害や認知症の程度などすべてを覚えなくてはならず、休みも外に出られないくらいグッタリで辛かった覚えがあります

 

 

慢性的に人員不足なので、1年目でも後から入ってきた新人や実習生の指導をさせられました。一番辛かったのは、暴力を振るう利用者がいたことです。認知症があるので、仕方ないのですが、朝方オムツを外したり、トイレに声をかけた時に殴られたり、腕や顔を引っ掻かれて流血したりとケガが多く、夜勤明けはいつも凹んでいました。夜間になると、凶暴になる男性利用者がいて、職員も少なく状況をすぐ共有できなく危険なので、途中から家族の了承を得て保険をかけてもらいました。休みは希望で取れない、仕事は激務で身を削りながらで、本当はおじいちゃんおばあちゃんが好きでこの仕事してるのに、もう辞めたいと何度も思いました。その割に給料が安いのは言うまでもありません

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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