病院での理学療法士の仕事は楽しい?それとも大変?

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病院での理学療法士は、入院・外来の患者様の治療や患者様のお宅に訪問しての治療が仕事です。

理学療法士は病院や老人施設、障害者施設、小児病棟、町のクリニックで入院や外来の患者さまを治療したり、自宅で過ごされている患者さまのお宅に訪問して治療させていただきます。基本的な仕事の内容は、患者さまの身体障害の回復や社会復帰のお手伝いをします

 

 

身体の障害とはさまざまで、骨折やスポーツ障害などの整形疾患、運動麻痺などの脳神経疾患、心不全や肺炎、そして糖尿病や難病など幅広い障害があります。その障害に対して患者さまが社会で生活をするために、「回復がどこまで見込めるか」「どんな環境なら生活できるか」などさまざまな視点で考え、患者さまの理想と照らし合わせて話し合い、目標を決めて治療をしていくのが仕事です。

 

 

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デメリットは、勝手に治療を行うことが出来ないこと!

理学療法士は、「医師の指示のもと治療を実施する」と法律で定められているため、個人で勝手に治療することはできません。そのため病院によっては、「この人に介入して治療することができれば治せる」と思っていても、医師の治療方針によって介入が出来ない場合があります。

 

 

また、入院中のリハビリテーションは受けられる期間が設けられているため、特に脳疾患患者さまに関して感じることが多いですが、麻痺の回復途中に医師や病院の判断で退院を余儀なくされる場合があります。また理学療法士は柔道整復師とは違い、開業権もないため、個人院を持つことはありません

 

 

一番の不満は、病院・医師との意見が合わないこと!利益のために入退院を決めていくことも分からなくもないが、もう少し、丁寧に治療をしていきたい気持ちがある…

元気に退院され、素敵な日常生活に戻られる患者さまもいますが、一方で病院側が「このくらい良くなっているから、退院しても大丈夫」とまだ不安も残る中で退院される患者さまや、理学療法士としても「もう少し集中的に治療すれば、良くなる人かもしれないのに」という患者さまが退院となる場合もあります。

 

 

国の政策では入院期限を短期にしていくことや医療費削を目指す政策が多くあります。医療報酬は2年ごとにや介護報酬は3年ごと改定はありますが、病院を経営していくために患者さまを退院させていくのも現状の一つにあります。病院経営者からすれば、長期入院患者さまは悪い言い方をするとお金になりません。負債を増やして病院の経営を悪化させるくらいなら、新しい入院患者さまを受け入れることが賢明なのも確かです。

 

 

でも、患者さま本人だけでなく、その患者さまを支える御家族さまにまで負担を倍増させたり、精神的に不安定になる患者さまもいらっしゃるのも事実です。長期入院をすることで、精神的にも肉体的にも病院依存になる患者さまや御家族さまもいるので、これがいいとは言えないので、これからもより多くの人が幸せに生活を送れるように私自身、誠意をもって患者さまに向き合い治療していきたいと思います。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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