検査会社の営業事務は、電話と顧客対応が主な仕事内容でした。
代表番号での電話応対と顧客対応が主な仕事でした。ただ、電話を受けて誰か(例えば関連部署)に繋げるだけではなく、ほぼ全てを処理しなければなりませんでした。顧客対応についても、ただ単純に電話での質問に対する応対だけでなく、顧客ごとに違う作業が多く、扱い件数も多かったため、検査結果のデーターをプリントするだけでも半日かかってしまったり、それを顧客要望の通りにセッティングしなければならなかったりで、発送業務をしている部署の仕事ではないの?と思われるものも結局営業事務で担当していました。
検査結果についての詳しい内容については、有識者でないと回答できなかったりするものもありました。
デメリットは、仕事の線引きが難しいこと!
単純に「営業事務」についてのデメリットは、「仕事の線引きが難しい」ではないかと考えます。自分が勤務していた所であれば、会社の組織的に仕事が流れていないと感じました。適材適所で各々対応してもらえれば、負荷がかかる割合も分担できたのではないかと思います。
あとは、リーダー的な人材がいなかったこと。現場の意見を上に上げてもらう手段がありませんでした。会社の仕組みについては大企業並みになっていましたが、機能していたのかどうかといえば微妙なところでした。かといって見直すこともなく、日々の作業に謀殺されていくという悪循環でした。
一番の不満は、経営者側に現場の不安や不満が伝わっていなかったこと!
誰もが仕事を丸投げしたいのかなと思われる状況です。有識者からの回答であれば、1回で完了する案件も、確認して折り返すの繰り返しで時間がかかります。社内で自動化される部署がある分、どうしても出てしまう「歪み」のようなものが、全て回ってきたという感じでした。具体的にどうなるのか、社内的なシミュレーションは関連部署でやるべきなのに、置いてけぼりでした。そうなることは会社で決まっていたのであれば、直上は何をやっていたの?仕事理解していないの?という気持ちでした。仕事を回していくにもギリギリの人数で、募集がかかり人員増になるのは多部署ばかり。経営者側にこちらの不安や不満は伝わってなかったのだろうと思います。ボトムアップは一切できない状態という感じでした。多分、あまりに複雑になっている部分が多い為に、誰も触りたくなかったのだろうと思います。
営業事務と一般事務を合わせて行っていたので、どうしても時間外が増えました。組織編成についても、営業事務をどこの下につけるか?とか毎年度あれこれやっていたみたいです。仕事を理解して、引っ張って行ける人がいなかったのだろうと思います。しかし、変は話ですよね。会社の代表番号を任せ、代表アドレスを任せている部署なのに、社内の上司達はその実体を知る人がほぼいません。社内システムについても、そろそろリニューアルもしくは交換時期だと思われるのを、多部署の設備投資にお金がかかったため、騙し騙し使うことになってしまったこと。その当たりに一縷の望みを託していましたが、そうならないの決定でしたので、結果的に退職しました。