塾講師の仕事は大変だった

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塾講師は、小中学生に向けての授業を行ったり、準備したりすることだけが、仕事内容ではない!?

小中学生向けの授業、授業に向けての予習・教材の研究や作成・研修などの準備、授業後の小テスト採点・掲示物作成、定期試験前の教材作成・休日補習、生徒募集のためのチラシ作成・ポスティング、保護者への電話がけ・説明会実施、電話や来室の問い合わせへの対応・入退会手続き対応、定期試験や内申の結果収集とシステムへの入力、模試の試験監督、アルバイト講師やパート事務員の研修・勤務時間報告、エリアの数教室集まってのミーティング、同じ科目の講師が集まってのミーティング・・・など。

 

 

ただ授業をしていればよいと思われがちですが、その周辺業務が山ほどあります

 

 

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デメリットは、長時間勤務が多いこと!定時で上がれたことはない!

とにかく長時間勤務(14時~23時が定時ですが、日付が変わる前に仕事を終えられるのは稀。逆に14時以前に研修やミーティングをバンバン組まれる)、補習や模試での休日出勤が多い、保護者からの電話や生徒対応で他の作業が全然進められない、評価指標のうち「集客」は配属教室の条件によって相当に左右される、評価指標のうち「授業技術」は完全に研修官の主観(好み)、長年続けていても講師としての経験値(授業技術、生徒対応、保護者対応)は身に付いても、他の仕事に生かせるような知識や経験を得にくい・・・など。

 

 

本来はアカデミックな仕事のはずですが、かなり体力勝負・体育会系気質なところがあります

 

 

一番の不満は、ビデオ評価!個人の意見だが、授業技術というよりも、ビデオ撮影の技術が必要な気がする…

長時間勤務・休日出勤が多くて大変な仕事ですが、やりがいはとてもあります。ただ、そのやりがいを餌にして搾取されている感があります。「生徒のためなんだから、出来るよね?」と。定期試験対策を望んでいる生徒を前にして、日曜は用事があるから補習はできません、とは言えません。会社はその弱みにつけ込んで、あたかも自主的にやっているかのように扱うし、それでも元気いっぱい楽しそうにやっている人が評価されていきます。

 

 

また、講師の本懐は授業にあると思うのですが、新卒で入ってくる人があまりに学力が低い層で愕然とします。下手をすると、中学生の最上位の生徒の方が賢いのではないかというレベルです。会社のカラーで元気のよい講師を集めてくるのはいいのですが、もう少しボーダーは考えてよ・・・といつも思っていました。そうした講師が、まずすることが、「生徒と仲良くすること」です。授業とは関係ないところで「○○先生はこんな話してくれた~」というような甘えた空気が教室に広がり始めると、そこを引き締めるのにまた労力を使います。

 

 

また、これは私個人が合わなかっただけですが、評価のために自分の授業をビデオに録ることがあります。これは生徒がいる生の授業を録る場合と、実際には生徒がいない時に、あたかもいるようにして行う授業(シャドー授業と呼んでいました)を録る場合があります。前者は、自分も生徒も妙に意識してしまって微妙な空気感になるし、後者の茶番感は半端ないです。生徒のための授業技術というよりは、このビデオ撮影のための技術が必要な気がして、このビデオで評価されるのは心外でした。

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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