目次
明光義塾の塾講師は、生徒３人に対し、国語や数学などの勉強を教えることが仕事です。
明光義塾は、生徒三人に対して、先生が一人の個別指導塾です。アルバイトの塾講師は、その生徒に対して、国語や数学等の勉強を教える仕事をしています。学校から持ってきた課題を一緒に考えたり、受験に向けて反復練習したり、定期試験に向けての復習をしたり、個人個人の学力に応じた難しさの問題を解くことができるように指導しています。
個人と話す時間が長いので、勉強以外にも悩みを聞いたり、大学での生活を聞かれたり、プライべートな話をする時間も多かったです。定期的に勉強会があり、指導法や最新の入試情報を共有して授業に活かしていました。
デメリットは、準備の時間が無給なこと！生徒と関わる時間しか、給料が出ない！
労働時間と給料が見合っていませんでした。塾の講師は、時給が1200円と高めなのですが、これは授業の時間だけに支払われる給料で、準備の時間や生徒の指導状況をまとめる時間は無給です。90分の指導をするために、1時間の事前準備が必要で、まとめ時間も1時間かかります。約4時間程度働いても、支払われる給料は90分の給料だけなので、1800円です。時給にすると500円にも満たない額です。
生徒のために、丁寧に準備やまとめをしようと思えば思うほど時間がかかります。何年も続けている先輩講師も同じ程度の時間がかかっており、慣れたら短時間でできる作業とも言い切れないものでした。
一番の不満は、アルバイトなのに、無給で働く時間が長すぎる！だからこそ、時給が高くても、実際は最低賃金よりも低い！
塾の講師のアルバイトをしているのは、子供と接するのが好きな人が多いです。子供のために勉強を教えているので、無給で働く時間が多いことを主張する人は心が貧しいという雰囲気がありました。担当している生徒がいるので、学年が上がる1年ごとの区切りでないと辞めてはいけない暗黙の了解があり、給料がおかしいと思いながらも辞めることができませんでした。
自分が担当している生徒の成績が上がったり、志望の学校へ受かったりすると嬉しいのですが、無給で働く時間が長いことはずっと不満でした。やる気の搾取だと感じました。定期試験や受験シーズンが近づくと、授業曜日や時間が不規則になるので、他のアルバイトとの掛け持ちも難しかったです。
アルバイトの講師は、塾の講師以外のアルバイトをしたことの無い人が多く、無給で働く時間が多すぎることを疑問にも思っていないようでした。塾の講師以外のアルバイトをしたことがある人の間では、「最低賃金より低いよね？」という会話がちらほらとあり、私もそのように感じていました。将来、先生を目指している人であれば良い経験になると思いますが、お金を稼ぐ目的でアルバイトをする人にとっては、おすすめできない仕事です。
