目次
ラブホテルの清掃員のアルバイトは、ベッドメイキング、掃除機などで綺麗にし、お風呂も隅々まで綺麗にすることが仕事です。
お客様が入室前&退室後のベットメイキングに掃除機やコロコロを使ってキレイにした後、今度はユニットバスをお風呂用洗剤を使い隅から隅までピカピカにします。その後はお部屋に備え付けで置いてあるタオルやバスタオル、歯ブラシ、コップ等の使い捨ての補充をした後は冷蔵庫の飲み物等もチェックして無ければ補充します。
最後に一通りチェックをして全てOKであれば、そのお部屋はお仕事終了です。これを2人1組になって、自分の場合は夜勤専門でしたので朝の終業時間が来るまで、また最後のお客様が退室するまで永遠この作業を繰り返します。
デメリットは、お客さんの波が全く途切れず、延々と掃除をしていた日があること…
私が思うデメリットは曜日やイベントがある、ないによってかなりお客様の利用人数が変わります。平日はイベントが無ければ、ほぼパターン通りの人数ですので、お客様の流れが途切れたタイミングを見計らって、私やペアを組んでいた人も日中はメインの仕事を朝から夕方までしているので、このバイトに入る時間には半分疲れているので、仮眠をとります。
しかし、たまにですけど、特になんのイベント等もない平日なのにお客様が自分達が終わる朝の終業時間まで、途切れない事がありました。そんな日はもちろん朝まで仮眠はおろか、休憩すら出来ないので地獄ですけど時給は変わりませんのでそれが辛かったです。
一番の不満は、部屋を散らかし放題のお客さん！今でもトラウマになり、ホテルに入ってくカップルを見ると、その部屋を思い出してしまう…
やはり、アルバイトと頭ではきちんと割り切ってこのアルバイトをしていましたが、私が男性というのもあると思いますが、普通のホテルやビジネスホテルとは来るお客様の種類が全然違いますし、ほとんどのお客様はカップルで性的行為をする為だけに利用するので、バイトを始めた当初はお客様が退室後の清掃に関したは驚く事ばかりでした。日常、普通の生活の中でまず他人が行為をした後のお部屋なんて見ませんし、普通の人であれば見たいとも思わないと思いますが、このバイトを始める時に知人からの紹介で始めたので、ある程度覚悟はしていましたが、あそこまで部屋を散らかし放題散らかして、良く平気な顔して帰れるなと最初の頃は思っていました。
ただしペアを組んでいた同僚がおばさんという事もあり、おばさんの励ましもあり、日数をこなしていくうちに慣れましたが、このバイトを辞めた後も、たまにカップルが車で自分がバイトしていたラブホに入っていくのを見るとバイトしている人達は大変だなと思います。また、そういうカップルを見るたびに、あの散らかりまくった部屋を思い出してしまうので、私の中ではトラウマになっています。ポジティブに考えれば、人間も動物なのでそういう行為をするのは健康な証拠なんだと思います。
