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イオンの総菜コーナーのアルバイトは、総菜全般を作り、販売することが仕事です。
昔お寿司や揚げ物など、惣菜全般を作って販売していました。開店の1時間ほど前から仕込みを始めます。ご飯を炊き、いなり寿司を大量に作り終わるとおにぎりを十数個作りパック詰めします。いなりとおにぎりは100グラム、200グラムと秤で正確に計らなければいけませんでした。
あとは前日に作ってあった煮物などを弁当箱に詰め、色んな種類の弁当を作ります。赤飯や揚げ物なども個別にパック詰めし、開店30分前の放送がかかる頃に店頭に並べ始めます。あらかた準備ができたら巻き寿司も切り、パック詰めしていきます。レジや入金の準備をして開店を待ちます。
デメリットは、人数が少ないため、常に忙しいこと！実践しながら覚えるので、本当に大変だった！
仕事量の割にとにかく人数が少なく、常に忙しかったです。基本的な事は開店前に教えていただけたのですが、実践しながら覚える事は忙しい最中なのでベテランの方も自分の仕事をしながらになり、訳も分からないまま店頭に立たされたのは大変しんどかったです。ピーク時にはお客さんがひっきりなしにいらっしゃるので、常にバタバタして皆殺伐としていました。
とても分からない事を聞ける状況ではありませんでした。中でも特に良くなかったのは、シフト表が無かった事です。店舗に貼ってはあるのですが、知らない間に突然出勤になっており休みの日に電話がかかってきて「なぜ出勤して来ないのか」と注意された事もありました。
一番の不満は、短期間に覚えさせようと、だんだん、口調がキツくなっていったこと！嫌気がさし、すぐに辞めた！
毎日緊張の連続でした。少ない人数で回さなければならない事に加え、ベテランの方以外の入って日が浅い人達は早く辞めたいといつも漏らしていました。私も仕事を覚えるのがあまり早い方ではなかったので、次から次へと新しい事を教えられて「こんなに一気に覚えられるのだろうか」と胃がキリキリしたものです。そういう気持ちが続いた為か、小さなミスから大きなものまでひと月で色々と失敗しました。
ご飯がしっかり炊けておらず、お弁当のご飯が固いとクレームが入ったりおかずの配置が悪いとよく注意されました。天ぷらは具が小さいものは大きく見せなければならず、よくエビ天の衣が薄いと何度も練習をさせられました。唯一楽しかったのはいなり寿司を作る作業でした。この職場に来て初めて自分が飲食業にいかに向いていないか、そして黙々と作業する方が楽しい事に気がつきました。
急募の求人だった為、とにかく短期間で覚えさせようと躍起になっているのが分かり、最初は優しく丁寧に教えてくれていたのが数日もすると段々と口調もきつくなっていく様に嫌気がさし、ひと月ほどで辞めました。そのひと月の間に一緒に入った方と、もう一人が辞めました。こんな環境なら辞めて当然だろうなと思いました。この時の経験以来、飲食業には就いていません。
