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空港でのグランドホステスは、事務作業を含め、接客対応が主な仕事内容でした!
空港カウンターでは、直営の航空券だけではなく、他社の航空券の発券をして販売もしていました。一番安く、ご旅行が出来るよう、回数券や夫婦割り、シルバー割りなどを組み合わせてご提案していました。座席のチェックインは、直営の航空会社であれば乗り継ぎ先までチェックインができました。ここを出発する飛行機は小型であまり大きくなかったので、バランスよくお客様を振り分けで座席指定することを、気を付けていました。
機内持ち込みしない手荷物の預かりは、ある程度の重さを越えると超過料金を貰わないといけなかったり、ペットの預かり、危険物の確認など注意することがたくさんありました。後は、搭乗する飛行機までのお客様の誘導、到着時、到着ロビーまでの誘導、手荷物引き渡し、手荷物検査場での手荷物のセキュリティーチェックの補助、航空券の予約案内センター(電話対応)。上記関連の事務作業等をしていました。
デメリットは、何があっても、笑顔で対応しなくてはならないこと!
やはり何と言っても、お客様相手の仕事なので、何があっても笑顔でいないといけないのです。事務所で上司に怒鳴られ半べそをかいていても、カウンターに出れば「にこやかに」これが鉄則です。航空券の発券の際に「10円」でも違算が出ると、原因がわかるまでお客様に問い合わせをしないといけない。「あなたにとっては、たった10円でも会社のお金なんだからね」と、ごもっともなお叱りを怒鳴られながら、電話をしなければならない…見つからなければ始末書でした。
中でも、サービス業なのでお客様からのクレーム対応が一番キツかったです。予約の取り間違え、天候での欠航ならまだお客様はおとなしいですが、機材故障やストでの欠航となれば、お客様の怒りも違ってきます。会社都合の欠航なので、交通費、お食事券配布、予約の変更等々…本当に大変でした。
一番の不満は、機材故障で欠航になった際の対応!パニックになるほどの仕事量!
機材故障での欠航の時のことです。その日の最終便がオイル漏れ?かなにかで欠航することになり、アナウンスでお客様に案内すると、カウンターに向かって、たくさんのお客さんが押し掛けてきました。先ずは、なんで飛ばさないんだ!責任者出せ!今日行かないと明日の契約に間に合わないんだ!等々…色んな怒号が飛び交い、とりあえずカウンターに集まられたお客様に課長が事細かに説明を済ませると、その次には、一番早い飛行機予約して!今夜泊まる場所どうするの?など、色んな手配をしなくてはいけなくて、口では「申し訳ございません。急ぎ手続きをいたします。」と、その場にいたスタッフ全員で対応するものの、我先にと、お客様同士でもいざこざが始まり…、自分自身もパニックになりそうでした。
次の日の一便に出来るだけ変更をし、ホテルの予約もし、ホテルまでの交通費、お待たせしていた時間のお食事券など配布し、最後の方の手続きが終わると裏に回って、報告書作成。「なんで、私の時に機材故障になんのよ!」と泣き出したいほどの仕事量。同僚は、手伝ってくれているものの「御愁傷様」と言わんばかり…優しい先輩もいましたが、厳しい先輩が、「ここで手助けするから、下が成長しないんでしょ!」と、その先輩と私が叱られ…心の中で「この鬼お局め!」と、殴っていました。でも、今となれば一生懸命働いていた時期で、どんな仕事していたの?と聞かれたときに、胸を張って言える仕事になっています。