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検査は、繊維製品の検査が主な仕事内容です!
他の会社から依頼を受けて、繊維、繊維製品の検査業務を行い、その結果を証明書として依頼者に渡すという業務をする会社です。 私の所属していた部署は、機器を使用した測定や、少し技術を要する検査をしていました。
他の部署は、ルーチン作業が主でしたが、私の所属していた部署では、様々な仕事をしていました。例えば、繊維製品のBHT量をガスクロマトグラフィーで測定したり、セーターのカシミヤ混用率を調べたり、消臭機能のあるシャツの消臭試験をしたりしました。繊維の顕微鏡写真を取る事もありました。あと、繊維製品の苦情に対して、色々な実験、検査を行い所見を書いたりもしました。
デメリットは、残業することが当たり前なこと!なかなか、仕事が終わらない!
とにかく忙しかったです。夜10時ごろまで残業するのが当たり前になっていました。いくつかの仕事を平行して進めてても、なかなか仕事が終わりませんでした。朝早く出勤したりすることもありました。
1つの方法では上手くいかない場合も、多々ありました。そういう時は、他の方法をやってみたり、それもダメならまた別の方法を‥と、色々試行錯誤しなければなりません。 あと、有機溶媒を使用するので、においが臭かったり、時には気分が悪くなる事もありました。危険な薬品を使う事も、たまにあったので、そういうときは神経を使いました。
一番の不満は、2つも3つも平行して作業をしなくてはいけなかったこと!毎日、仕事漬けの日々だった…
忙しかったので、当たり前のように、2つ3つと仕事を平行して進めていました。仕事をする部屋はいくつかあり、3階、4階と階も違っていた為、階段の昇り降りを何度も走ることもありました。この時間に測定しなければならない、というものもあり、時間との戦いの事もありました。そうして、体はいつもクタクタでした。 スイスイと進む仕事ばかりなら、まだ体の疲れだけで済みますが、手こずる案件が1つでもあると、あれこれ悩んだり、納期が迫ってきたりで精神的にも疲れます。
納期延長の連絡は、自分でしなければならなかったので、相手から文句を言われることもありました。 心身とも疲れ切って、どうしようもない時は、5分だけ休憩室で座って、抜け殼のようにジッとしていました。本当はいくらでも休憩したいところでしたが、やる事はいくらでもあったので、5分といつも決めてました。次に動くときは体が重かったです。 夜10時まで仕事をしていたら、帰宅は11時半です。ご飯を食べて、お風呂に入って、寝るだけです。また、翌日7時半には家を出ないといけません。平日は仕事以外何もできませんでした。虚しい気持ちになる事も、多々ありました。仕事漬けの日々を過ごしていました。