SEは、派遣の常駐として、何でも屋な仕事でした。
グループ会社のIT部門会社でしたので、メールサーバの運用・開発、社内情報共有システムの運用・開発、インターネット閲覧環境の運用、パソコン利用者からの問い合わせといったヘルプデスク業務、ネットワークの運用監視、といった基幹システム以外のインフラ環境についての何でも屋といった業務を行う技術者として派遣の常駐という形で仕事をしていました。
データセンターの運用メンバーでしたのでトラブル時は夜間・休日問わずアラームの通知も受けていました。
デメリットは、自分自身の会社のことがわからないこと!
派遣先の業務のことでしたので、仕事内容についてはデメリットとしては思うことはなかったのですが、業務の指示が不明確でほぼなく何をしていればよいのかわからず、とりあえずのことしかしていなかったです。法改正で特殊技術派遣の契約だったものが、通常の派遣に切り替わったためいつまで続けることになるのか不明でした。
常駐型の派遣で10年以上も行っており、月1回ほどの面談はありましたが、ほぼ自分の会社の状況はよくわからない状態でした。記載した内容にはかからないのですが、自動車通勤で片道1時間以上かかっており、通勤がとても大変でした。
一番の不満は、明確な指示が出てこないこと!丸投げにもほどがある!
派遣社員として行っているにもかかわらず、明確な指示がだされず適当にほぼ丸投げで考えてやってといわれるように仕事を回されるので、派遣元の会社の意思がよくわからないまま作業に取り掛かることになります。そのため、どういう結果を求められているのか不明なままで作業を始めていました。いわれた内容のものができればいいだろぐらいの気持ちで、責任をもって仕事をやる気が起こらず、だらだらと作業していたと思います。
そのようなところに通期の往復が3時間弱かかって通勤していましたので、仕事というものに対して楽しいものであると感じたことはなく、ただ給料をもらうためだけにとりあえずやめなかっただけだったとも、今は思っています。自社に関しては、月1回ほどの面談で雑談程度のことや年度始まりの挨拶以外はかかわることもなく、派遣先の人との交流はありましたが、自社ではどの人がどんな仕事ぶりなのかは全く分かりませんでした。ほぼ知らない人たまに会う人ってぐらいの認識で、自社についても愛着を持つことはなかったです。また、賞与が、ある年から急にでなくなりました。しかし、一切の説明もなく、面談の時も特に話題に出ることもなかったので、この会社で続けていってもいいことはなさそうだと思わせる流れでしたので、思い切ってやめて現在転職活動中です。