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ピザハットの配達員のアルバイトは、注文されたものを自宅や勤務先にバイクで配達することが仕事内容です。
電話やネットや来店したお客さんの注文したものを、自宅や勤務先などに配達します。原付バイクを使っていました。時間に遅れないように指定先に配達し、料金を受け取ります。
店を出る前に地図を確認して頭の中に入れてから出発します。その時の道路の交通量なども考慮していました。今はスマホの地図アプリが充実していますが、当時はあまり広まっていなかったので道を間違えないようにすることが一番大切でした。間違えた分、時間に遅れたりピザが冷めてしまったりしてしまうためです。 暇なときは、チラシを投函する仕事もしました。地域を決めて一軒一軒にチラシを投函していきます。
デメリットは、バイクの配達だったため、事故と隣り合わせなこと!
最も心配だったのは事故です。原付バイクは事故と隣り合わせの危険が伴う乗り物です。その上、決められた時間があり急いで走らせなければならないことが多いです。
そして雨や台風の時はその危険性も高くなります。天候が荒れている時の方が忙しくなる傾向がある仕事なので、普段より気を付けながらも急がないといけなくなります。焦ってくると運転も荒くなりやすいので、それによる事故も後を絶たない現状があります。
お客さんによってはクレームや言いがかりをつけてくることがあります。アルバイトがひとりで配達して、お金のやりとりまで済ませなければいけないことを悪い方向に利用する人もいます。社会勉強になりますが、危険性は高いです。
一番の不満は、お客さんのクレーム!値引きすることなんて、到底無理だー!と叫びたかった…
クレームや言いがかりをつけてくるお客さんが比、較的多い地域でした。その中で多かったのは、値引きしろという要望です。「いちアルバイトには無理です」という答えは、彼らにとってなんの理由にもなりませんでした。
ある日、あるマンションの一室に配達に行くと、若い集団が家飲みをしているようでした。若い男性は明らかに期限が切れたクーポンを当然のように出してきました。見ていただければわかるように、すでに期限が切れていますので使えません。と伝えたところ、ケチだの気が利かないだのと文句を言われました。 その言葉は、そっくりお前に当てはまるよと思いながらも気にせずにきっぱり対応したため、渋々全額払ってきました。
このように、アルバイトだと思って軽く見ている人間はとても多いです。きっと他のところでも、このような手を使っているのでしょう。 そういう時は、毅然とした態度で接客することが一番大切だと感じました。
事故の心配については、なかなか対策は難しいです。 乗っていた原付には、二輪と三輪がありましたが、それぞれに良い点と悪い点があります。
二輪はスピードが出やすく時間を短縮できますが、安定感に欠けます。特に雨の日は最悪です。少しでも路面が濡れていると滑りやすくなるため、常に気をつけなくてはなりません。 三輪は安定感があるので転ぶ心配はなくなりますが、スピードが出にくく時間がかかります。 二輪バイクが主流でスピードを出す人が多いので事故への対策は今後の課題だといえます。 雨の日は普段の日より忙しくなります。デリバリーにとっては厄日と言えます。
その時に店舗スタッフに催促されると頭にきます。 忙しい日は作るよりも届ける方が時間がかかります。いくら早くピザを焼き上げても、それをすぐに届けられるかというと難しいのが現状です。びしょ濡れで戻った瞬間に涼しい顔で、(実際はそうではないかもしれませんがそう見えてしまいます)急かされると反発もしたくなります。 様々な不満がありますが、他の仕事と同じように魅力的な仕事でした。