歯科医院での助手の仕事が覚えられなくて苦労した

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歯科医院での助手は、歯科医の手助けや治療のための準備など様々な仕事がありました!

業務の流れは、歯科治療の準備で、治療に必要な道具をあらかじめ治療ユニット(患者さんが座る椅子の隣にある作業台の上)にセットして、待合室から実際に患者さんを案内します。患者さんに、前回の治療から何か変わったことがないか確認した上で、歯科医にカルテを渡し、治療中は指示に従って、薬品を準備します。この作業は複数の薬を混ぜたり、歯型を取るためのシリコン状の材料を練ったりする作業も含みます。

 

 

また、歯を削ったり超音波によるクリーニングをしたりする際は、口の中に多量の水がたまるため、適宜バキュームを口の中に置いて吸います。治療後の道具の滅菌作業と、受付担当が不在の際はお会計などもしていました

 

 

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デメリットは、薬品や道具の名前を覚えることが一苦労!自分で判断することも要求された…

先ず、カルテを見て、どの患者に何の治療を行うのか、そして、その治療に必要な道具が何かを自分で判断することが要求されましたので、カルテの読み方やどういった治療方法があるのかを流れとして覚えるまでに、時間がかかりました。歯科医院によって、助手にどこまで要求するのかは様々だと思いますが…。

 

 

また、薬品や道具の名前を覚えるのにも一苦労で、さらに治療が進行している間は、一切邪魔をしてはいけないので、歯科医が言うことは直ちに理解し、迅速に行動しなければなりませんでした。プレッシャーです。また、資格のない者が患者の口腔内に直接触れるのは違法ですが、あまりにも人手不足の時は、助手が行うよう指示されたこともあります。かなり抵抗感がありました。

 

 

一番の不満は、有資格者との格差!大きな声でダメ出しをされたこともあった…

入社して間もない頃、治療中に持ってくるよう指示された道具の名前が聞き取れず、2、3回治療にあたっていた女性歯科衛生士に聞き直したところ、呆れたような顔で、ベテランの他の助手と交代するよう指示されたときは悔しかったです。聞き慣れない道具の名前を聞き直しただけで、気分を害されるとは心外だったので理不尽さも感じました

 

 

また、特別なトレーニングを受けてから治療のアシスタントにあたるわけでもないのに、歯科医に割と大きな声で道具の渡し方へのダメ出しを延々とされたときは、職業間の格差を感じました。歯科助手は、歯科医と歯科衛生士に次いで特別な資格も要らず、学校などでの勉強も必要ない代わりに、賃金は勿論有資格者より格段に低いです。そこのところで、仕事に対する高いクオリティーを要求されたときに、医大にも専門学校にも行けなかった自分の境遇に思いを馳せたりもしました。高校時代に勉強して奨学金なり活用して歯科医になっていれば、こんなに惨めな思いをしなくてもよかったのか?と疑問を抱いたりもしました。

 

 

また、医院での歯科医不足によって治療後に「詰め物やっておいて」等、患者の口腔内に触れるような作業を指示された時に断れなかった自分を責めた経験もありました

PS

こちらにも他の体験談があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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