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パン屋のアルバイトの仕事内容は、サンドウィッチの製造や販売のための下準備が主!
朝早く出勤してパン、サンドウィッチの製造をします。お客様への販売のための下準備が主な仕事になっており、使うトレーなどの消毒作業、パンを置く台の消毒作業、レジのオープンなど、様々な内容があります。 開店と同時にお店に商品がないといけないので、早めの品出し、追加分の製造が必須になります。 決められた時間内に迅速に動かなくてはいけないので、常に体は動かしていた状態でした。
人気商品は、何度も追加で焼く予定で準備しています。しかし、その日に売れるものは疎らなので、店舗の状態を常に見ながら、追加分の製造を逐一に行なっていました。 前もっての予約や、突然の予約にも対応しなくてはいけないので、在庫は残るように……かつ、残りすぎないようにという管理も行っていました。
パン屋のアルバイトのデメリットは、代わりの作業をできる人がいないこと…
私はそこでアルバイトとして働いていました。しかし、一人一人にきちんと役割が振られていて、なかなか替えのきかない職場ではありました。つまり、代わりに作業できる人が常にいないのです。
子持ちである私は、子供の急な病気への対応の時、全く同じ作業をできる人が代わってくれるのかどうかと、ヒヤヒヤしながら過ごしていました。
代わりに頼むのが申し訳ないと思い始めてきた頃、誰かに頼るのではなく、いつもより2時間も早く出勤して、自分の仕事を終わらせて帰宅する、ということをしていました。
他にも、食品を扱うところではよくあることで、匂いが染み付くというのは嫌でした。終わってお出かけしたくても、消えないパンの匂いというのがたまに苦痛でしたね。
アルバイトの一番の不満は、人間関係の悪さ!陰口は当たり前…欠勤の助けも無し…
自分が子持ちでなければまだ職場に貢献できただろうな、と悔やむ気持ちはあります。 職場にも子供やお孫さんがいらっしゃる方が沢山いたのですが、女だらけの職場、理解力があると思ってしまった私が甘かったです。
職場の作業自体への不満は何もありません。作業自体は大好きで、長年勤めていました。2回ほどで戻りましました。
しかし、人間関係というのがうまくいきませんでした。 子供の急な病気の時、何度も何度も頭を下げ早退させてもらう中、聞こえてくる陰口。子供のためだと、ぐっと気持ちをこらえながら、風邪を拗らせた子供は肺炎になりました。 入院することになっても、休みはやれない、出てこいと言われました。子供も0歳だったので、入院には必ず付き添いが必須。他の人に迷惑をかけてしまうことは、職場に入る時点で理解していたので、他の方が急な欠勤の時はなるべく対応していました。しかし、私の場合はあまり対応してもらえませんでした。
最後には出勤数を激減させられ、保育園への申請未満の時間数で働かされることになりました。この対応はあんまりだな、と思いました。
以来、子供が幼い状態でのパート・アルバイトはトラウマになっています。人に迷惑をかけることの恐怖の方が、貧困より根強く、一歩を踏み出すことができません。 人間関係とは難しいなと、思わされました。