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コールセンターは、電話の受発信業務が主な仕事で、大手企業の窓口代行になっています。
電話の受発信業務です。受信業務であれば、ブースによって様々ですが、大手企業のある窓口の代行などで電話をとっていたりします。一例として、エンドユーザーからの商品の使用相談なんかを受けていたりします。もちろんのことながら、その商品の知識がないと受け答えをすることが出来ませんので、商品知識を得る為の研修などは逐一行われております。
発信業務であれば、俗に言われるセールスみたいな感じで顧客リストから発信を行い、今のプランを見直しませんか?や新しくこんなサービスがあるんですがいかがですか?という感じの電話をかけます。こんなご時世ですので、なかなか怪しまれること、この上ないです。
デメリットは、一度覚えたことも、日々変化していくため、知識習得は新しく覚え直す必要があること!
知識習得が必要な業務の場合は、一度覚えればいいというわけでなく、日々、色んな事が更新されていきますので、その度に新しく覚え直すなどをしないといけません。終わりのない迷路を歩いているようなものです。
また、こういった業務の場合、ユーザーの期待に応えるのは、なかなか難しくわからない人がわからないと電話をかけてきますので、そもそもわかっていない内容を理解するところからスタートしないといけません。そのため、万人に通用するような説明方法をとって、オペレーションするわけですが、それが少しでも気にいらないと怒られてしまうという理不尽な結果となります。
一番の不満は、いろいろなしわ寄せがくること!上からも下からも文句を言われ、板挟み状態!
昔はコールセンターといえば、ブラックな仕事で有名でした。現在は、ブラック企業から限りなくブラックに近いグレーになろうとしている企業がほとんどです。もともとコールセンターで勤めているのは、普通の会社に就職できないやそぐわないような人材が多くいたため、ここしかない状態で不当な扱いを受けている方が多くいました。昨今は、コールセンターという仕事自体が一部の社会から見直しをされたため、そういったイメージは少なくなってきていますので、ごくごく普通の方が入って来られることもしばしば…。しかし、これはごく一部で、未だに他の会社では到底働けないような方が多くいます。
また、そういった方に対し、過去のような不当な扱いはしないようにと企業も頑張っているため、どんな人材であろうと雇い入れを行い、在籍させているというのが実態です。それを行うことによって、本当にできる人が入ってきても、そういった人を優遇するという体制がないため、その人達は他でも通用するので、他の仕事を探すという結果につながります。そうしていくうちに慢性的な人手不足、もしくは人はいるがスキル不足による、運営不順が発生していきます。そのしわ寄せで苦しい思いをするのが、中間管理職です。結果の出せない管理職は、サービス残業するしかないですよねという雰囲気が企業を取り巻いている状態です。
色んなしわ寄せをくらいながらも、少しでも結果を出さないと上司から怒られ、余裕のない職場だと下から文句を言われ板挟みになりながら、サービス残業を重ねる日々です。こういった環境のせいで精神的にまいってしまい、職場を辞めていく中間管理職は本当に多くいます。早期見直しをしないと、電通の二の舞が起こってしまうでしょう。