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経理事務のアルバイトは、買掛金の管理が仕事内容です。
私は簿記の資格を持っていたので、簿記の資格を活かしたいと思いこのアルバイトをしたのですが、1日中パソコンの前に座って買掛金の管理をしていました。
買掛金とは会社で使った経費(原材料費、接待交際費)などの請求書が取引先から郵送されてくるので、それを一定期間分まとめ、パソコンに取引先名と金額などを 入力していく仕事でした。それで支払日(月に3回)が来ると取引銀行から取引先に送金します。 支払った請求書は、5年保存になっていたので保管書庫へ運び、管理します。
会社の貸借対照表や損益計算書なども作成していたので(アルバイトなのに)上司の所へ出来上がった書類を持って行って、作成内容を確認してもらったりもしていました。
デメリットは、1日中パソコン仕事のため、腰痛になる!
まず、1日中パソコンの前に座っているので、100%腰を痛めます。一応、腰に優しい椅子を使用していたのですが、私も腰を痛めマッサージに通っていました。 その分の費用を経費で落としてほしいといつも思っていました。
あと、お金に汚くなります。その時の売り上げや利益の具合で経費を計上するとかしないとか在庫の数を少なくするとか、多くするとかをやっている会社だったので、 社会とはこんなに汚いところなんだと思うようになりました。 上場していたら粉飾決算でやばいでしょと思うことでも、上司の指示で見なかったことになりました。
一番の不満は、人間関係が最悪だったこと!変な上司が悪口ばかり言っていたのは、吐き気がした!
結局その会社で働いたのは2年くらいだったのですが、腰を痛めたのと、かなり細かい会社だったので精神的にかなりきつかったです。
一番嫌だったのは人間関係で、お昼休みの時間に会議室で社員みんなでご飯を食べるという習慣(規則)があって、全然休まれないし、社長や専務が隣でご飯を食べているのでとても気を使いました。しかも、バカ上司がいて、昼食を食べる場にいない同僚のことをかなり悪く酷評していました。 私もその場にいなかったら、ガンガン悪口を言われているんだろうなと思うと、吐き気がしてきました。
仕事の内容もかなり激務で、請求書が毎日束で届く(かなり大きな会社だったので)のをパソコンに入力していくのだが、定時までに入力しきれないと残業になっていました。 一番ひどいのは決算の時で、勤務時間をごまかすためにタイムカードを退社時間に入力してから、再度仕事に戻って残業するということが行われていました。 残業手当もでないなか、仕事が終わらないのは自分の仕事が遅いからだと自分に言い聞かせて仕事をしていました。
労働基準監督署からも目を付けられている企業だったので、年1回くらいのペースで監査の人が来ていました。 その時に保管している書類なんかを提出しなくてはいけないので、また忙しくなるんですけどね。 やめて正解、ブラック企業。