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CADオペレーターは、特別注文製品の図面を作成することが仕事です!
設計図を基に、特別注文製品の図面を作成します。工業製品の製造でしたので、細かい特別注文品を多く受注します。エンジニアに設計を依頼する程のものではない事が多いので、オペレーターが簡単な図面を作成します。
営業が受注するものだけではなく、直接、客先から依頼されるものもあります。単純な作業ですが、そのような部署は窓際部署として、余り能力的に優れない人がいますので、その方たちとの折り合いの方が肝心の仕事よりも大変な作業です。窓際部署という事が理解できず、学閥にこだわる人なども男性、女性関わらずいて、仕事自体がおろそかになりがちでした。
デメリットは、いい加減な人ばかりの職場であること!
他のところでは、つぶしが利かないです。夫のコネでみんなが羨む一部上場企業に中途採用という形で入社しましたが、元々、超有名企業で自分の好きな仕事を都心で伸び伸びとやっていた自分には、この多摩の超優良企業の田舎者根性が、嫌で嫌で仕方がなかったです。
直ぐに覚えられる仕事を誰もきちんと教える事がなく、いい加減な事ばかりで本当に驚きました。この先、この企業はダメになるだろうなと思った通り、今はかつての勢いもなく、自分がやっていた仕事も必要のない仕事になり、今に至ります。やはり人間がダメな企業はダメになるのだなぁ、と思います。
一番の不満は、セクハラ!不倫文学が流行った時期だったので、不倫をしようとする男性職員だらけの最悪な職場雰囲気だった!
夫と結婚時は丁度バブル時で、人手が足りない時期でした。夫と仲人である夫の上司に頼まれ、超有名企業で伸び伸びと好きな仕事をしていた私は、その好きな仕事を辞め、夫の会社にコネ入社という形で再就職いたしました。仕事自体は製造という事で、地味でコツコツと行うものでしたが、バブル時に急に成長したせいか、製造という事もあり、前時代的な男性が多く、セクハラに悩まされました。この夫のコネで入社した多摩の超優良企業では、社内での離婚、再婚、不倫などが横行し、タイミングが悪い事に渡辺淳一などの下らない不倫文学が流行った事も、中年男性は「誰と不倫できるかな?」というような空気が蔓延し、とてもまともな職場環境ではありませんでした。
そんなこともあり、女性特有の疾病にかかったのですが、説明しても目に見えない病気のせいか、子宮からの出血を感じながら、男の人たちのお尻へのタッチを感じる、などと地獄の苦しみを味わいました。一番苦しかったことは、それだけ男性社員が多いにも関わらず、性格の悪さのせいか、所謂「売れ残り、嫁き遅れ」が女性のほとんどを占め、現状を訴えても「ブスのくせに自意識過剰」と男性を擁護。擁護された男性は、その場はオールドミスたちと笑っているのですが、誰もいないところに近づき、再び体を触りに来るのです。その会社では男の卑怯さと女性の二分化を徹底的に感じました。