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WEBデザイナーの仕事は、地元の企業のホームページ作成と更新がメインでした!
メインは地元の企業のホームページ制作と更新です。ホームページの更新は、ワードやFAX、メールで送られてきた更新内容をホームページに反映することです。ホームページの新規立ち上げの際は、とにかく社員数が少なかったため、お客様のところに伺い打ち合わせから、構築まですべて一人で対応していました。
また、自社システムを売るための販促活動として、紙媒体のDTP作業や、SNSでのプロモーション、システムごとにホームページを作ることもしました。自社システムのフロント周りのHTML構築も行い、ユーザビリティの向上に向けて、日々修正対応を行っておりました。
デメリットは、地方では、ホームページに興味が無く、仕事に繋がらないことが多いこと!
地方でWebの仕事は、下請けでもない限り仕事がありません。Webに精通していないお年寄りが多く、ホームページに興味がない人が多いので、仕事に繋がらず、とにかく毎年売上が伸びずに困っていました。自社システムという武器を持っていても、興味を持ってくれる相手がおらず、売上につながりません。
私はHTML構築をメインに行っておりましたが、地元で働くには仕事がな、く東京へ来て外注として働かなければいけないと言われ、その会社を辞めました。また、中小企業のため社員数も少なく、技術を教えてくれる先輩というものがいなかったため、すべて独学で覚えなくてはいけない点もデメリットだと思います。
一番の不満は、精神的に追い詰められる場面が多かったこと!務めた7年が無駄だった!
もともと大学でデザインを学んでおり、WebデザインやDTPデザインができるとのことでデザイン職として入社だったのですが、人数が少なかった営業やコンサルなど、何でもやらされました。今となっては、自分のプラスになったとは思いますが、当時はやりたくない仕事を何でもかんでもやらなければいけないことがとても不満でした。また、大卒入社だったにも関わらず、給料がとても低く、職業手当がついていたにも関わらず、一般高卒並みの給料であったことも不満でした。賞与2回と書いてあったにも関わらず、ボーナスは1度もなく、また残業代もありません。正確には残業代は支払われますが、残業をさせたくないというようなことを言ってたため、残業をすることになった際は、なぜ残業しなければいけないのか等、いちいち申請しなければいけなくめんどくさいので申請しないというような感じです。そんな状況にも関わらず、夕礼は必ず定時後に行われ、強制的に残業をしなければいけない理不尽さを味わっていました。
また、「いい会社にするためには」というような課題に対し、毎週のように休日集められ社員で会議したり、それに対し意見・意識が低いと社長から説教があったりと、精神的に追い詰められるような場面が多く、体調を壊し辞める人が多くいました。大卒で入って何もわからないまま、あの会社に入り7年ほど働きましたが、本当にもっと早く転職しておけばよかったと後悔しています。今も同じような職種で働いていますが、学べることがとても多く、技術向上にも繋がっているので、7年間を無駄にしたと思っています。