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カブドットコム証券での株取引は、証券口座を開設することから仕事が始まります!
まず、証券口座を開設しました。その際、株取引に関する無料メールマガジンを参考にして、特に売買手数料が安いことや、トレードに必要なツールが充実していること、新規公開株の扱い数などを確認しました。また、空売りもできるよう、まずは30万円を入金して信用口座も開設し、スタートしました。
株価の暴落に巻き込まれないようデイトレードのスタイルをとりました。日中の株価変動が激しく、高い利益が見込めそうな銘柄を2、3銘柄選んで、株価の底で買い株価が上昇したら売る、株価の頂上で空売り株価が下落したら買い戻すことで、収益があがるように取り組みました。
デメリットは、自分が想像した内容ではない方向に進んだ場合、損失が生じること!
株取引のデメリットてしては、自分が思った方向に株価が動かず逆の方向に進んだ場合、損失が生じることです。特に、信用取引は空売りの為には必須ですが、手持ち資金の3倍の価格で売買できるため、損失も大きくなります。失敗すると、手持ち資金以上の損失を出してしまい、マイナスに転じると追証金の入金に追われて別に借金を抱えることにもなりかねません。
FXもそうですが、高いレバレッジがかかれば、当たれば大きな利益になりますが、外れた場合のリスクを自分自身でしっかりコントロールできなければ大変なことになってしまいます。
一番の不満は、1000万円が全て無くなってしまったこと…精神的にやられ、大きな損失に…
結果から言えば、自分は失敗しました。日中の株価値動きを見れば、どう見ても株価の底で買っててっべんで売る、てっぺんで空売り底で買い戻すことを繰り返せば、1銘柄で1日に何度も利益が出せるように見えました。
しかし、それは1日の取引が完了したあとの日中株価チャートを見てはじめて言えることでした。リアルタイムでは、このあと株価が上がるのか下がるのかは、神のみぞ知ることであり、実際に株の売買をしてみると、自分が思った方向とは逆に行くことの連発でした。自分が思った方向と逆に動いて下落してしまったときに考えることは、「せめて買値まで戻ってくれ!」と神頼みしてしまいます。
そして、為すすべもなく下落して我慢できなくなったとき、大きな損失を確定することになります。その後に、株価が回復することはよくあることですが、さらなる損失を恐れて精神的に待てません。この繰り返しで、損失がかさなります。もちろん、自分の思い通りに株価が動いて、利益になることもありますが、損失の方が圧倒的に大きくなります。
私の場合、手持ち資金30万円からはじめて、その後は1000万円近い資金をつぎ込みましたが、全て無くなりました。株取引は勝利が低く、損失を最小限にできる精神力の持ち主でなければ手を出すべきではありません。