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経理の仕事は、国からの補助金で行う仕事を管理することが内容でした。
国からの補助金で行う仕事の経理をしています。具体的には仕事で必要な機械を作ったり買ったりするためのお金や、人件費、出張にかかったお金などの管理をする仕事です。主にエンジニアの人が機械を作るために働いているのですが、その人たちがどれだけ働いて、どのくらい仕事が進んだのかをチェックして国の機関にその資料を送ったりするのも主な仕事の1つです。
また、何ヶ月かに1回、国の機関の人が何人か来て補助金として貰っているお金が適正に使われているかの検査をするので、その資料の準備や質疑応答をするのも大切な仕事です。
デメリットは、仕事が細かく、さらには、日々、時間に追われること!
とにかく仕事の内容が細かいことです。領収書が1枚抜けていたり、システム上の金額が1円でも間違っていると補助金が貰えなくなってしまう可能性があるので、資料を毎月抜けなく集めてまとめることが必要です。足りない資料があれば、該当するエンジニアの人に連絡して期日までに資料を提出してもらわなければいけないので、催促の電話を何度もしなければいけないのもストレスが溜まります。
難しい仕事ではないのですが、国のプロジェクトなので必ず納期に間に合わせるために日々時間に追われているので、気持ちに余裕がないことがデメリットです。
一番の不満は、全て紙の資料で準備しなくてはいけないこと!パソコンで何でもできる時代なのに、おかしい!
先日、ちょうど国の機関の人が検査に来ていたのですが、資料を会議室に運ばなければいけなかったときに男の人がいなくて、女性2人で200冊のファイルを1階から4階まで階段で運びました。チェックされる資料の数がとても多いので、毎回これくらいのファイルを会議室まで運びます。多いときは3ヶ月に1回くらい検査があるのですが、事務所にエレベーターがないので、毎回階段を使わないといけません。ファイルも1冊がかなり重たいので、持ち運ぶのも一苦労です。今どき、紙の資料がないとダメというのは時代に追いついていないような気がしてイライラします。もうパソコンで何でもできる時代なのに、どうして毎回こんなに重たい資料を準備しないといけないのか不思議です。
検査中も、これは何のお金なのか、領収書が揃っていないのは何故かなど細かいことばかり聞かれたり、特に必要ないと言われていた資料を次から用意しろと言われたり、世の中は理不尽だなと思いながら検査を受けました。経理という仕事柄、細かいのは仕方がないのですが、お局のオバサンの小言を聞かされるのも嫌になりますし、できれば他に良い仕事を見つけて転職するか、部署を異動させてほしいと思ってしまいました。