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電話対応は、インターネットプロバイダの接続や設定の問い合わせが仕事内容でした。
インターネットプロバイダの接続、設定についての問い合わせ窓口で、全国からかかってくる電話を受けていました。接続、設定についてはマニュアルのFAQが各種あり、その画面を開きながら、お客様の状態について聞き取りしていき、繋がらない原因を探っていきました。
技術的な理由が原因のものから、料金未払いで繋がらないという方も結構多かったです。解決しない場合は、スーパーバイザーと呼ばれるさらに専門的な知識のある人がいるので、そちらに繋いで解決してもらうような形でした。クレーム電話やいたずら電話もよくかかってきました。
デメリットは、精神的疲労がかなり多いこと!
顔が見えないので、口悪く罵られたり、セクハラまがいのいたずら電話があったりと精神的に参るようなことが、結構頻繁にありました。クレームを言いたいだけの人やとにかく誰かと喋りたい人など、変わった人も多かったです。
設定について無知識で電話してくる人ばかりではなく、知識豊富な人からの電話は本当に最悪で、こちらを試しているような高圧的な口調で泣かされたこともあります。クレームは言われても、感謝されることはあまり無かったので、気が滅入ることが多く肉体的疲労はたまりません。しかし、精神的な疲労はすごく、夢に出てくることもよくありました。
一番の不満は、真面目な性格だと、なぜか、怒りの矛先になるということ!正直者が損をする!
普段人から怒鳴られたり否定的なことを言われたりすることがなかったので、かなりキツくて今すぐ電話を切ってしまいたいと思ったことが何度もありました。相手が携帯電話などで通信状態が悪く、途中で切れてしまった時などはラッキー!と思っていました。お年寄りからの電話も多く、簡単な質問が多いので、そういう方からの電話に出た時は名前を名乗って、次も指名してもらったりもしていました。お年寄りは簡単なことでも大層感謝してくれるので、それだけが癒しでした。
しかし、たまに耳が遠かったり、アルファベットの聞き取りが難しい方もいらっしゃって、そういう時は1時間以上かかりきりになったりするので、件数は稼げないし、何度も同じ事を繰り返さないといけないので、ウンザリした事もあります。周りの人はある程度で切り上げたり、ほかの窓口を案内したりして件数稼いでいましたが、私は性格上それが出来ず、、。しかもそういうたらい回しにした人に限って、私が怒りの電話を受ける事も多く、正直者が損をするような風潮がありました。真面目な人には向かない仕事だと思います。元々保育士をしていたので、早く辞めて保育士に戻りたい!と毎日思っていました。(のちに保育士に復帰しました)