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営業事務の仕事は、業務契約書類の作成などパソコンでの作業が主な内容でした。
業務契約書類の作成や、案件受注に備えての過去のデータとりまとめなど、主にエクセルやWordを使用しパソコンでの作業がメインとなっていました。場合によっては発注者のもとへ書類を届けにいくことや、入札へ行くこともありましたが、基本的には社内での座った仕事でした。直接受注者との交渉を行ったりする担当ではありませんでしたが、営業担当者が不在の場合は電話応対をしたり、極まれにですが打合せに参加したりなどもしました。
自分が持っているパソコンのスキルを大いに生かすことのできる職場であると感じ、また普段の生活では知ることのできない、国や県などの取り組みを知ることもできました。
デメリットは、臨機応変な対応が多く大変だったこと!
事務担当ではありましたが、あくまでも営業職ということもあり、やはり受注(売上)に関してはシビアな点がありました。それ故に課内の雰囲気が悪くなることもあり、仕事の内容にあわせて上司との人間関係にも頭を悩ませた時期もありました。発注者との関係、社内の技術職員との関係、上司など経営者たちとの関係、いろいろな人たちの間で板挟みになることも少なくはなく、仕事の作業よりも人間関係で苦労したことの方が多かったように感じます。
仕事の作業で言うと、納期を守ることは当然として、イレギュラーな突然の変更などに臨機応変に対応することが重要であったかなと思います。
一番の不満は、人間関係!売り上げの数字ばかりで、板挟みになることが多すぎた!
上記に記載したことと重複してしまいますが、一番頭を悩ませたのは人間関係でした。営業課として、企業として、業務を受注し売り上げを伸ばすことが重要であることは十分理解しているつもりではありましたが、数字だけ見ていては解決しない問題は多くあると感じました。数字しか見えていない上層部と、現場で火の車になっている技術職員の間で板挟みになり、どちらの気持ちも理解できる分、どちらに付くこともできず、また私たちではどうしようもない部分で周りから文句を言われてばかりの時期もありました。
そうなると当然課内の空気も悪くなり、上司の当りも強くなり、間違いなく悪循環であったと思います。そんなこと私たちに言われても!!と声を荒げたくなることもありました。社会ってこういうものなんですね…。また、技術職員から軽く見られているなあと感じる瞬間も多々あり、こちらから連絡しないとぎりぎりまで教えてくれない、とか、こちらのお願いは嫌な顔をするけど、向こうはなんでもかんでも押し付けてくる、などは数えきれないほどありました。だんだん慣れて来て気にならなくなってしまいましたが…。ひとつ言えることは、やっぱり働くうえで職場の人間関係は非常に重要である、ということです。